top of page
検索

原著論文掲載について

  • 執筆者の写真: 寛 末廣
    寛 末廣
  • 1月14日
  • 読了時間: 2分



以下の原著論文(共著者:末廣、山﨑)がJournal of Clinical Medicine, 2025, 14, 476に掲載されました

「インターロイキン6のSNPと同種骨髄移植後の再発との関係」

要旨

背景/目的:非血縁者間骨髄移植(BMT)は血液悪性腫瘍の根治的治療法である。非血縁者間BMTにおけるHLAミスマッチは既知のリスク因子であるが、非HLA一塩基多型(SNP)の重要性は依然として不明である。サイトカインは非血縁者間BMTのいくつかの側面において重要な役割を果たしている。サイトカイン遺伝子SNPとBMTの結果との関係は調査されているが、得られた結果は一致していないため、さらなるコホートでの調査が必要である。

方法:日本骨髄ドナープログラムを通じてHLA-A、-B、および-DRB1の適合性のある非血縁間BMTを受けた悪性疾患患者822人と、そのドナーについて、IL2、IL6、IFN-gamma、およびTGF-beta1遺伝子における4つのSNPをレトロスペクティブに遺伝子型決定した。これらのSNP遺伝子型とBMT転帰との関係を統計的に分析した。

結果: ドナーのインターロイキン-6(IL6)SNPであるrs1800796(別名-572G>Cおよび-634C/G)は、単変量および多変量回帰分析の両方において、原疾患の再発と関連していた(最小p値=0.0013)。累積罹患率曲線分析では、CCがリスク遺伝子型として特定された(p値=0.0012)。これらのSNPのいずれも全生存期間との相関は認められなかった。

結論:ドナーのIL6 SNP、rs1800796は、検証されれば腫瘍再発の有用な予測因子となる可能性がある。



 
 

〒755-8505 山口県宇部市南小串1-1-1

​山口大学 大学院医学系研究科 臨床検査・腫瘍学講座

電話 0836-22-2337

​メール rinken@yamaguchi-u.ac.jp

bottom of page