論文掲載について
- 寛 末廣
- 5月13日
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このたび、山口大学医学部附属病院 検査部の国宗勇希技師を筆頭著者とする論文が、国際学術誌 Clinical Biochemistry に掲載されました。(2026年5月6日オンライン公開)。

本研究は、ワルデンシュトレームマクログロブリン血症(WM)の診断に重要な MYD88 および CXCR4 遺伝子変異を、一反応チューブで同時かつ高感度に検出できる新たな検査法「MAS-qPCR(多重アレル特異的定量PCR)」を開発・評価したパイロット研究です。
WMの確定診断や治療方針の決定において、これらの遺伝子変異の検出は極めて重要です。本研究で開発したMAS-qPCRは、変異アレル頻度(VAF)0.1%という高い検出感度を達成し、デジタルPCR(dPCR)と同等の精度を一般的な定量PCR装置で実現しました。また、骨髄検体のみならずFFPE(ホルマリン固定パラフィン包埋)検体にも適用可能であり、高い臨床汎用性が示されました。
論文作成にあたり、保健学科・湯尻俊昭教授より多大なるご指導を賜りました。この場を借りて深く感謝申し上げます。
(國宗 勇希)